四万温泉の名宿「積善館」。
その中でも、歴史ロマンあふれる「山荘」と、快適さと贅沢さを極めた「佳松亭」――どちらに泊まるか迷っていませんか?
どっちに泊まるべきか迷っている方のために、部屋と食事、口コミを徹底調査。

積善館 山荘と佳松亭どっちに泊まろうかしら?
比較項目 | 積善館 山荘 | 積善館 佳松亭 |
---|---|---|
建物・雰囲気 | 昭和初期の木造文化財、迷路のような館内、歴史体験型 | 現代和風の鉄筋コンクリート、2022年リニューアル、快適性重視 |
客室タイプ | 純和室、組子障子の意匠 | 和洋室中心、床暖房・スマート照明 |
食事形式 | 会場食(個室会場) | 全室部屋食 |
バリアフリー | 未対応 | 一部対応(車椅子OKの客室あり) |
子ども受入 | 小学生以上 | 全年齢OK |
価格帯(2名1室) | 35,750~115,500円 | 平均約87,000円 |
主なターゲット | 歴史好き・大人旅・カップル | 家族連れ・快適重視・国際客 |
昭和レトロな迷路のような館内で非日常を味わうか、リニューアルされた現代的な客室で家族とゆったり過ごすか、それぞれの違いをしっかり比べてみました。
この記事では「歴史あるレトロ旅館の山荘」と「現代的で快適な佳松亭」、それぞれの違いが一目でわかるようご紹介していきます。
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【徹底比較】積善館 山荘と佳松亭どっちがおすすめ?
積善館 山荘と佳松亭どっちがおすすめなのか、それぞれの違いについて深堀して紹介していきます。
築年数の違い
積善館 山荘は1936年(昭和11年)に建てられた木造建築で、国の登録有形文化財にもなっている歴史的な旅館。
館内は迷路のようで歩くだけでワクワクする非日常感があり、組子障子や昔ながらの和室が印象的で、まるでタイムスリップしたような気分になります。
積善館 佳松亭は1986年(昭和61年)に建てられた鉄筋コンクリート造の現代的な建物で、山荘よりも新しい宿泊棟となります。
2022年にリニューアルされて、スマート照明や床暖房、多言語タブレットなど、設備は快適な方がいいという人には、佳松亭の方がおすすめです。
立地の違い
積善館 山荘は、四万温泉の中心部にある積善館本館に隣接して建ち、四万川や温泉街の雰囲気を間近に感じられます。
昭和の偉人たちが避暑地として愛した歴史ある建物で、温泉街や川沿いの風情を楽しめる中心部寄りの立地。
積善館 佳松亭は、山荘や本館よりもさらに奥の高台に建てられており、松林や竹林に囲まれた静かな環境が特徴です。
温泉街の賑わいから離れ、広い空や自然の景色を楽しめるロケーションで、特別な静けさやプライベート感を重視したい方に向いています。
客室の違い
山荘のお部屋は畳敷きの和室が中心で、組子障子やアンティーク家具など、どこか懐かしさを感じ、大きな窓からは四季折々の景色を眺めながらのんびり過ごせるのも魅力。
最近は、半露天風呂付きの新しい和室や、シモンズ製ベッドを導入した和モダンタイプのお部屋も登場していて、昔ながらの良さと現代の快適さがうまくミックスされています。
ただし、木造ならではの特徴として、音が響きやすいので、静かに過ごしたい大人の方におすすめです。
佳松亭のお部屋は広々としていて、和室とベッドルームがセットになったタイプや、最上階には露天風呂付きの特別室も用意されています。
床暖房やスマート照明、多言語タブレットなどの最新設備が整っているので、どんな世代でも快適に過ごせますし、全室禁煙で空気もクリーン。
佳松亭なら食事もお部屋で楽しめますし、バリアフリー対応の客室もあるので、小さなお子さん連れやご年配の方も安心して利用できます。

山荘は、小学生以下のお子さんは宿泊できないので、ご注意ください。
館内の雰囲気と設備の違い
山荘の館内は伝統的な和の趣が色濃く残り、組子障子や畳、アンティークな調度品が並ぶノスタルジックな雰囲気に包まれます。
迷路のような廊下や階段、天井の高さや間接照明など、どこか懐かしさと遊び心を感じる設計で、まるで昭和時代にタイムスリップしたような特別な体験ができます。
静かで落ち着いた空間なので、歴史や伝統をじっくり味わいたい方や、大人の隠れ家のような雰囲気を求める方にぴったりです。
佳松亭の館内は明るく開放的な現代的デザインが特徴で館内は広々としており、洗練されたインテリアや最新設備が整い、高級感と快適さを兼ね備えています。
大きな窓からは高台ならではの美しい景色が広がり、プライベート感も抜群。
全体的にモダンでスタイリッシュな雰囲気なので、贅沢な時間を過ごしたい方や、家族連れ・グループ旅行にもおすすめです。

山荘は「歴史と和の趣を感じる静かな空間」、佳松亭は「現代的で明るく開放的な高級感ある空間」。どちらも四万温泉の魅力を存分に楽しめます。
アメニティの違い
積善館 山荘では、今治タオルに積善館オリジナルロゴが入ったバスタオル・フェイスタオルが用意されており、浴衣や作務衣、パジャマも揃っています。
お部屋にはドリップコーヒーやお茶セット、冷蔵庫には地元の名水やジュース、ビールなどの無料ドリンクが用意されています。
アメニティはタオル類、歯ブラシ、足袋、羽織、化粧水など基本的なものが揃い、虫よけスプレーなども完備。
積善館 佳松亭は、さらにワンランク上のアメニティが特徴、全室禁煙で、空気清浄機や加湿器、Wi-Fiも完備されています。
バスタオルやフェイスタオル、浴衣など基本的なアメニティに加え、スキンケアグッズ、トリートメント、かかとクリームなど細やかな気配りが感じられます。
最上級客室では「LEAF & BOTANICS」などのブランドアメニティが用意され、シモンズ製マットレスや床暖房など、設備面でも快適性を重視。
大浴場の違い
積善館 山荘には、貸切風呂(山荘の湯)が2カ所ありますが、山荘専用の大浴場(男女別の大きな浴場)はありません。
山荘の湯は内側から鍵をかけて家族風呂やプライベート風呂として利用するスタイルです。
ただし、山荘に宿泊すると、積善館本館の「元禄の湯」や混浴の「岩風呂」、佳松亭の大浴場など、積善館全体の大浴場・露天風呂を自由に利用できます。
佳松亭には「杜の湯」などの広々とした大浴場と露天風呂があり、高台に位置している露天風呂からは四万の自然や山々の景色を一望できます。
内風呂や露天風呂は広く、ゆったりとした造りで、家族連れやグループでも快適に利用できます。
中庭には有料の貸切風呂「積」と「善」もあり、プライベートな温泉体験もできます。
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夕食の違い
山荘の夕食は、基本的に佳松亭5階の「ラウンジ 猩々(しょうじょう)」という景色の良い会場でいただきます。
ここでは、地元の新鮮な野菜や山の幸をふんだんに使った、季節感たっぷりの和会席料理が中心で、料理は10品前後と品数も豊富で、見た目も美しく、丁寧に仕上げられています。
上州牛のサーロインステーキや舞茸の天ぷらなど、山荘ならではの別注メニューも楽しめます。
佳松亭の夕食は、基本的にお部屋食(6名様まで)で、プライベートな空間でゆったりと味わえるのが魅力です。
5名以上や複数部屋でのグループ利用の場合は、ラウンジ猩々や個室食事処「蓬莱」などで用意されることもあります。
料理内容は山荘と同じく季節の会席料理ですが、より高級感と華やかさがあり、盛り付けや食材の豪華さがワンランク上で、特別な日や記念日にもぴったりの内容です。

山荘は「会場で山の幸を楽しむ」、佳松亭は「お部屋で贅沢な会席をゆっくり味わう」という体験の違いがあります。
朝食の違い
積善館 山荘の朝食は、ラウンジ「猩々」などの食事会場で提供されます。
内容は体にやさしい和食膳が基本で、地元の新鮮な野菜やお米、お出汁を活かしたメニューが中心です。
おかゆとごはんの両方が選べるのが特徴で、朝からしっかり食べたい方も、軽めに済ませたい方も満足できます。
佳松亭6階にある「お食事処 蓬莱(ほうらい)」に案内され、個室または半個室で和食膳の朝食をいただきます。
内容は山荘と同じく和食膳が基本ですが、2段の竹籠に盛られた温野菜サラダや酢味噌こんにゃく、焼き魚、温泉豆腐、玉子焼きなど、品数豊富で見た目も華やか。
おかゆやごはんも選べ、四万温泉の源泉で炊いたお粥は特に好評で、旅館らしい朝ごはんをしっかり味わいたい方におすすめです。
宿泊料金の違い
積善館 山荘は、歴史ある木造建築の雰囲気や温泉、丁寧な和会席料理を楽しめるのに、比較的リーズナブルな価格設定になっています。
たとえば、スタンダードな和室に2人で泊まる場合、1泊2食付きで1人あたりだいたい15,000円から25,000円くらいが相場です。
特別室や半露天風呂付きのお部屋を選ぶともう少し高くなりますが、それでも「文化財の宿にこの値段で泊まれるなんて!」と感じる方も多いと思います。
佳松亭は、山荘よりも新しくて、現代的な快適さや高級感を重視したお宿です。
そのため、料金も少し高めの設定になっていて、標準的なお部屋でも2名1室利用で1人あたり25,000円から50,000円くらいが目安。
部屋食や最新設備、バリアフリー対応など、細やかなサービスが充実しているので、「せっかくの旅行だから、ちょっと贅沢したい!」という方にぴったりです。

「山荘はお手頃価格で歴史体験を、佳松亭はちょっと贅沢な快適ステイを」というイメージです。
積善館 山荘の口コミ
<悪い口コミ>
・「バリアフリーじゃないので年配の方や足の悪い方には不便でした」
・「壁が薄くて、隣や上の部屋の音が気になることがあった」
→ 山荘は歴史的建築ゆえの不便さがあります。もしバリアフリーや防音性を重視するなら、佳松亭の方が安心です。
<良い口コミ>
・「建物の風情が最高!温泉も気持ちよく、何度も入りました」
・「迷路みたいな館内が楽しくて、昭和レトロ好きにはたまらない」
・「料理がどれも手が込んでいて美味しかった」
・「スタッフが親切で、外国人スタッフも丁寧でした」
・「湯めぐりができて、毎回新しい発見がある」
積善館 佳松亭の口コミ
<悪い口コミ>
・「隣室の話し声が意外と聞こえてきて気になった」
・「冷蔵庫の中に前の人の飲み残しがあった」
→ 佳松亭は現代的な建物ですが、防音や清掃面での課題も一部あるようです。気になる場合はフロントに相談してみましょう。
<良い口コミ>
・「雲海が見える露天風呂が最高でした!」
・「部屋食でゆっくりできて、家族連れには特にありがたい」
・「リニューアルされた客室がとても快適」
・「多言語対応のスタッフがいて、海外の友人とも安心して泊まれた」
・「記念日プランのサービスが充実していて、特別な思い出になった」
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【結論:私が選ぶならどっち?】
私がどちらか一つを選ぶなら…正直、どちらも魅力的すぎて迷います!
でも、「歴史ある空間で、昭和レトロな雰囲気や迷路のような館内を楽しみたい」「大人の静かな時間を過ごしたい」という方には、断然“山荘”をおすすめします。文化財の建物で過ごす非日常感は、他ではなかなか味わえません。
一方で、「小さい子どもと一緒に家族旅行したい」「部屋食でゆっくりしたい」「快適さや新しさも重視したい」という方には、“佳松亭”がぴったり。リニューアルされた客室や最新設備、バリアフリー対応など、現代的な快適さを求める人には間違いなく満足できるはず。
どちらを選んでも、温泉・食事・サービスの質はとても高いです。自分が「何を一番重視したいか」で選ぶのが後悔しないコツ!
私の場合は、ひとり旅や大人だけの旅なら山荘。家族や友人とワイワイ過ごすなら佳松亭を選びます。どちらもリピーターが多いのも納得の名宿ですよ。
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積善館 山荘と佳松亭どっちがおすすめ?のまとめ
今回、積善館 山荘と佳松亭どっちがおすすめなのか、客室の違いや食事の違いなど細かく比較していきました。
積善館 山荘と佳松亭、どちらを選んでも四万温泉の魅力を存分に堪能できる名宿です。
「昭和レトロな雰囲気や歴史ある空間で静かに過ごしたい」なら山荘。
「家族連れやグループで快適に、部屋食や最新設備を重視したい」なら佳松亭がぴったり。
どちらも温泉・料理・サービスは高評価なので、「自分が何を一番重視したいか」を基準に選ぶのがおすすめです。
この記事が、積善館 山荘と佳松亭どっちがおすすめなのか悩む方にとって、お役に立てればうれしいです。